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1/200 大和 YAMATO ロ号艦本式缶

1/200 大和 YAMATOです。

まだまだ二重底のパーツ化が終わっていませんが、配管等関連する部分もあるので二重底の上層部に配置される「ロ号艦本式缶」を考察しました。先回の続き12基あるボイラーですね。

大和は当時の先端技術を注ぎ込んだ面もありますが機関に関しては当時の最先端技術のディーゼル機関(内燃機関)ではなく安定していて実績のある「ロ号艦本式缶」(外燃機関)を採用していました。

この「ロ号艦本式缶」というのは呉の大和ミュージアムに展示されている「金剛で使用されたヤーロー缶(英yarrow社)」の発展したものなのですが…実は当時は一口で「ロ号艦本式缶」といっても様々な型があったようです。

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↑大和ミュージアムの金剛ヤーロー缶。三角に組み上げられた水管を熱して蒸気を得る仕組みですね。ただし大和では「石炭」をくべるのではなく「重油」を燃焼させるタイプだったそうです。

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↑ネットでいろいろ探しましたが正確なものが無く苦労しました。行きついたのは「国会図書館」のページです。デジタル公開している当時の資料「軍艦機関計画一班. 巻ノ2 図(1919年)」を見つけました。大和の建造計画が1936年なのでちょっと古いですが基本形はこんな感じです。

この資料のものは混焼缶といって上段(円形のコーン)3つで重油、下段(四角い斜めの扉)3つで石炭を燃やすタイプです。石炭の燃やしカスを掃除する扉が最下部に三つあることから「ミュージアム」の燃焼部分の模型のモデルになったタイプかなと思います。さらに内部を再現しましたとうたった模型や内部を再現したイラストでもよく見かけるものはこのタイプのものが多いです。

でも大和は「重油専焼」タイプだったというので…残念

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↑こちらが「重油専焼」タイプです。(石炭を燃やす場合あまり奥には石炭をくべられないので長さが短いのですが、重油タイプはそれより長くなっています。よく見ると左右の丸い筒状の「水ドラム」に着いた四角い小さな足が4つから6つになっています。)これをもとにイラレで描きこみをしてみました。

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↑こんな感じ…ペーパークラフトのパーツになると幅が3センチに満たないくらいとなるのでゴチャツとしてほとんどディテールがつぶれるのですが詳しく描いてみました。

 

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↑メンテナンス用の足場の位置を書き込んで人物シルエットを配置。別の資料から缶室のフレームの位置と缶の台の大きさがわかっているので当てはめてみます。

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3Dスケッチでも確認…まぁ問題ないといえば問題ないような気がするのですが…缶の下のスペースとフレームの位置と足の数にちょっと無理が…そこで再び資料を探します。すると…

NHKの特番で海底の武蔵のボイラーが映ったシーンを発見。どうやら「一度発生させた蒸気を再度、缶に戻して過熱させる」という「過熱器付きのタイプ」だったようです。過熱器は左右の水管に差し込む感じで正面から見て「ハ」の字に取り付けられていました。

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↑国会図書館のページから「国産機械図集(1939)」とネット拾い物…NHK特番の画像と合わせると、どうもこのタイプではないかと(水管の上に空気を温める管も描かれているが…) 注意するのはバーナーの数…戦時中の文書で機密に関わるものはわざと寸法や図の一部を書き換えたりしているらしいので若干の疑問は残るけど再度これをもとに描きます。

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↑ちょっと「こわもて」になってしまいましたがこんな感じでしょうか。それとNHKの画像(掲載は控えます)から足の数は定説の6個ではなく…胴長の重油専焼缶にも関わらず前端と後端の左右で4個だったことが判明。

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↑土台の位置とフレームの位置に合わせるとなんとピッタリ!…ピッタリ収まりはしますが左右と後ろのスペースは人ひとりが通れるくらい…「詰め込んだ感じ」ですね。メンテナンスとか大変そう。

以上がここ2か月くらいかけて出した「大和のロ号艦本式缶」に対するuhu02の回答でした。

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コメント

いつもながら徹底した考察に脱帽です。
良く見ると、仕事で制作している安全弁や給水弁などがあり、何気なく仕事の流れで作っているものが、こんな場所の部品になるのか~と勉強になります。
ここまで細かいと、スクリュプロペラもプロペラボスなどの細かい部品からできるのだろうか?と、普段の仕事の励みにもなり、なんともありがたいです。
少しづつ過ごしやすい気候になってきていますが、お体に気を付けてお過ごしください。

投稿: クルル | 2019年4月21日 (日) 20時30分

お疲れ様です。
これペーパークラフトですよね?
製作には数年かかりそう・・・・
毎回の事ですが、この精密さは、尊敬します。

投稿: kei | 2019年4月21日 (日) 20時47分

いやはや、、、、

名探偵も真っ青な、
上質の「推理ドラマ」を見させて頂いているようで、
別の意味でも堪能しています。

「ありがとうございます」としか、言えません。

投稿: takosuke | 2019年4月21日 (日) 21時32分

2ヶ月でそこまでたどり着けるなんて調べる能力がすごいですね。
勉強になります!

投稿: papercraft etsutan | 2019年4月21日 (日) 23時07分

この文章はgoogleで翻訳したものです。

いつも作業の規模に驚いたのに
荘密さにもう一度驚かされます。
くだらないですね。
完成するまでいつも応援します。

投稿: freejib | 2019年4月22日 (月) 02時39分

いやはや、いつも感動しているばかりなのですが、凄い考証の進め方ですね。緻密でまさに実証という感じ。
手間の掛かり方が半端では無いのでしょうし、今回は販売を考えられてはいかがでしょうか。お金を出してでも欲しいと思う価値を感じています。(他のキットも全てそうなのですが、、)
しかし、完成までは数年はかかりそうですね。
応援しています!

投稿: ZONY | 2019年4月22日 (月) 03時15分

更新ありがとうございます。
「ロ号艦本式缶」についての解説楽しませていただきました。次回の更新も楽しみにしています。

投稿: mpv0921 | 2019年4月22日 (月) 07時04分

どんどんすごい事に…。
WL状態でも完成させる自信がないです…。
最後までお付き合いします。
頑張ってください!

投稿: オジ | 2019年4月22日 (月) 07時45分

すさまじい考察ですね。
これまで色々な文献等をみてきましたが、ここまでは・・・。
とにかく面白いです。じっくり楽しませてください!

投稿: まつ | 2019年4月22日 (月) 08時01分

「ロ号艦本式缶」の考察というよりは、「研究」の域に達しているのではないでしょうか。
今後も期待しております。

投稿: siro | 2019年4月22日 (月) 09時27分

どんどん深さが増す一方の考察に脱帽するばかりです。

投稿: Morris | 2019年4月22日 (月) 12時36分

機関部の考証の深さに感動です。
毎回更新が楽しみでなりません。

投稿: うめさん | 2019年4月22日 (月) 13時18分

恐れ入りました。

投稿: ペパクライケダ | 2019年4月22日 (月) 15時05分

細部にわたる探求が凄いですね。
過去の作品でもそうですが、調べてもわからない時の判断が、
豊富な知識により、うまくまとめきる力量に感服します。
私なら、そこで頓挫して次に進めなくなってしまいますが・・・。
前代未聞の模型(ペーパークラフト)を目指し、頑張ってください。
陰ながら応援しています。

投稿: nao | 2019年4月22日 (月) 16時07分

お疲れ様です。
「国会図書館」のページまで手繰って範囲を広げられ検証される追及心に敬服します。又、このペースで館内及び外観を分析、検証され続けて行かれれば専門書の出版も可能だと思えるくらいです。

投稿: マッチロツク | 2019年4月22日 (月) 17時59分

いつも唖然としてしまって言葉もありません!
昭和の日本人が作り上げた空前絶後の艦の詳細を見させていただき本当にありがとうございます!
令和の御世に完結をみるであろう空前絶後のプロジェクトに惜しみない賛辞を!!

投稿: Oya | 2019年4月22日 (月) 18時33分

いや~資料収集も大変ですね、しかしよく探し出しましたね!脱帽です。

投稿: Y.Shimada | 2019年4月22日 (月) 18時36分

お疲れ様です。
毎回、只々、考証のすごさに驚いています。
益々、完成が楽しみになってきます。
頑張ってください。

投稿: noboru | 2019年4月22日 (月) 18時48分

お疲れ様です。
更新される度に驚いていますが、国会図書館にNHK特番ですか・・・。自分も、特番見ましたが、ボイラーのシーンがあったことさえ、覚えていませんでした。流石です!
作品の完成はもちろんですが、HPの更新も楽しみです。
無理せず、頑張ってください。

投稿: 宇都宮 | 2019年4月22日 (月) 20時11分

これはペーパークラフトのお話ですよね(驚)
凄く面白いので、とことんやっていただきたいですが、くれぐれもご無理なさらないように。

投稿: Kunimimi | 2019年4月22日 (月) 20時50分

uhu02さんの制作に対する姿勢が素晴らしい。それと、一つのテーマに対する考察をじっくりと語っていただくことで、私たちの知識も深まります。なんだか8.15で日本中に散らばった技術の断片が、uhu02さんによって集積されているようです。
今回は単なるペーパークラフトの完成というよりはひょっとしたら、新たな大和ミュージアムを創り上げることかもしれませんね。
私もただ単に進捗具合を閲覧するのではなく、時代背景や、技術水準等を調べて見ようかな。そして私自身の閲覧水準を上げておくことにいたします。
ちょっとハードルを上げた感がありますが、ひとりごとですので、悪しからず。
くれぐれもご健勝第一で。

投稿: shinken | 2019年4月23日 (火) 07時07分

お疲れ様です。
こんなに深いところまで調べるんですね。
感服です。

投稿: ninja400 | 2019年4月23日 (火) 09時23分

ボイラー12基とかめちゃくちゃ暑かっただろうな・・・。

投稿: マザーレイク | 2019年4月23日 (火) 11時06分

お疲れ様です。
徹底した考察に驚くばかりです。
次回の更新も楽しみにしています。

投稿: apollo | 2019年4月23日 (火) 11時30分

お疲れ様です。
知識が深まりとても勉強になります。

投稿: あんずパパ | 2019年4月24日 (水) 22時48分

制作というよりも建造というのが正確ですね。
柳田邦男の名著「零戦燃ゆ」を読んだ時と同様の
興奮を覚えます。

投稿: ドラゴン斎藤 | 2019年4月25日 (木) 08時04分

uhu02様の徹底した考察、国会図書館まで資料を探して調べ上げてられて恐れ入ります。
この大和のペーパークラフトの制作する場所というか造船所を確保しなければなりませんね。

投稿: sekainoyakann | 2019年4月25日 (木) 18時45分

よくこれだけ詳細に検証して出来るものです、大変でしょうが頑張ってください

投稿: ta | 2019年4月25日 (木) 20時08分

お疲れ様です
ペーパークラフトでは3㎝弱というのにこの精密さ
ただただ驚くばかりです!
外観ばかり眺めていた大和ですが、
内部の構造を知ることが出来てとても勉強になります
これからも大変でしょうが頑張ってください
応援しています

元号「大和」、ちと笑えましたです!

投稿: 奇行師 | 2019年4月27日 (土) 19時59分

初めての投稿になりますが、最初に見つけたのが2001年宇宙の旅の月着陸船Aries1-B最初で、じつに見事に作られて大変関心しております。以降は型紙のダウンロードを楽しみにしていたものです。この3年ほど忙しくこのページも見ることがなかったのですが、久々にに見ると大和それも内部構造まで再現するとは、驚きを感じえません。大変だとは思いますが、がんばってください。

投稿: nskcc | 2019年5月 1日 (水) 18時13分

おはようございます。更新されていたのを気づかず、
遅い参戦となってしまいました。とても気恥しいです。

ボイラーについて、ここまで平易な文章にて解説されたのは
uhu02様が初めてではないでしょうか。
今回も大変素晴らしいご考察を拝見させて頂いて、
思わず唸ってしまいました。

思えば、uhu02様の考証の素晴らしさを実感させて頂いたのは、
轟天号の全長の決定に関する記事が初めてでした。
この大和においても、数々の名考証を楽しみにしております。
(話それますが、uhu02様が描かれたボイラー、
なんとなく平成仮面ライダーのような趣がありますね)

投稿: 迷える人 | 2019年5月 5日 (日) 08時25分

お疲れ様です。
当時の大和の詳細な考察と、それを調べるパワーと根気。
自分にもあればと思います。
無理せず頑張って下さい。

投稿: まんぼう! | 2019年5月 6日 (月) 08時04分

いつも興味深い記事をありがとうございます。
2月に行ったワンフェスの企業ブースで、1/200の大和のプラモデルの新製品が展示してあったのですが、
これがなんと艦橋部分とか砲塔部分だけの部分モデルでした。
一瞬手抜きだなーと思ったのですが、よく考えるとこのスケールでは確かに全体を組み立てるには場所の問題があるし、艦橋の細部だけ作ったり眺めたりするのもありかなと思いました。
というわけで、uhu02さんの今回の作品も、部分的に組み立てて飾れるような仕組みにしていただけるとより多くの人が作って楽しめるのではないかと思いました。
飾るのにちょうどいいスタンドとかベースもあるとさらにうれしいです

投稿: ゲンタロウ | 2019年5月 6日 (月) 09時07分

それなりに見慣れた三角おむすび型の燃焼缶ですがディティールまでは知りませんでした。 こういう記事は楽しいです。 人物のシルエットもそういう理由で入れているとは、設計するひとでないと判らりないことですね。 余談になりますが、「紙模型.com」さんで1/200のレーザーカットの日本水兵を売っていますので、完成時にはこれを配置するのも一興かと。

投稿: Ab | 2019年5月 7日 (火) 10時17分

連休も終わりましたが、ゆっくりできましたか? 資料の山に埋もれていたのでしょうか? たのしい責め苦を味わっていたのでしょうか。
遥か昔 紙で作る大和(おもしろブック、少年ブック、ぼくら、日の丸、冒険王、少年画報、少年 どれかの特別付録)のそこには何もなかった。
少し昔 プラモデルの大和(田宮 1/350)のそこにはモーターとギヤボックスがあった。
確定できないチョット未来 uhu02大和のそこにはチョコトリュフもしくは生チョコが鎮座する。
あーいかん頭が連休ぼけです。
御無理などなさらず、お身体ご自愛下さい。

投稿: 51式Jijii | 2019年5月 7日 (火) 15時47分

おつかれさまです。
改めてこれまでのブログ読み返してワクワクしてます。

投稿: とろ | 2019年5月10日 (金) 02時15分

お疲れ様です。
凄すぎです!uhu02さんの徹底した考察力、精密さに感動しました!

御無理せず、頑張ってくださいね
最後までワクワク、ドキドキさせて頂きます。

投稿: malcocoa | 2019年5月10日 (金) 09時11分

大和の図鑑を見ているようでとても楽しいです。
uhu02さんらしく細部にもこだわっていますね。

徹底した観察力と細部にまでのこだわり
さすがです。

またワクワクしながらブログを楽しみにしています。

投稿: masa | 2019年5月11日 (土) 18時00分

いつもながら細部にわたり資料を検索し再現する苦労!!
本当に感心させられっぱなしです。
私も毎日コツコツと短時間ですがuhu02様の作品を作成しております。
大和も本当に楽しみにしています。
無理なさらず、頑張ってください。

投稿: 一番搾り | 2019年5月15日 (水) 10時26分

細部も手を抜かないuhu02さんの超絶ディティールに尊敬です。
「映画キングダム」の上映前の予告で「アルキメデスの大戦」
の予告編が映ってました!!
「空母いぶき」も公開されるし、今年は「大和(戦艦)」イヤー
ですかね。

投稿: かぴばら | 2019年5月20日 (月) 14時48分

uhu02様のページを訪れる度に、圧倒されます。がんばってください。

投稿: すーから浜 | 2019年5月21日 (火) 14時14分

大和!凄い超大作になりそうですね。東京タワーも圧巻でしたがこれはもう別次元ですね。不器用な私はただ見ているだけですが毎度完成の達成感のおすそ分けを頂いています。今回もわくわくしながら更新を楽しみにしています。

投稿: nosusume | 2019年5月21日 (火) 18時08分

uhu02さんの意気込みが圧巻です。
やはり大和は漢の艦なんですね。
完成の時に「大和、発進‼」と言いたいですね。

投稿: 夜魔        | 2019年5月30日 (木) 17時36分

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クルル さん ありがとうございます。
実際の蒸気タービン船の機関室の写真を見ると壮絶なくらい補機類と配管がぎっしり詰まっていて怖いくらいです。
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kei さん ありがとうございます。
そうですね 数年…かかりそうですね
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takosuke さん ありがとうございます。
ボイラーも調べると奥が深いです
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papercraft etsutan さん ありがとうございます。
機関室は結構"キモ"になるのでしっかり調べています
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freejib さん ありがとうございます。
もう少し頑張ります
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ZONY さん ありがとうございます。
「お金じゃ買えない」位のレベルのものを作りたいですね
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mpv0921 さん ありがとうございます。
更新が遅れてすみません
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オジ さん ありがとうございます。
あっという間にもう6月になります 早いですね
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まつ さん ありがとうございます。
停泊中でも小型の補助的なボイラーを種火的に炊いたり常時稼働刺せないといけないタービン機器に蒸気を
回したりと機関室はまさに心臓部だったみたいですね
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siro さん ありがとうございます。
海王丸とか日本丸が帆船の航海練習船であるように「蒸気タービン機関の練習船」として「大成丸」がありましたが
2014年に引退したそうです。
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Morris さん ありがとうございます。
どんどん深みにはまっていく感じです。
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うめさん さん ありがとうございます。
ボイラーは停泊中の冷えた状態から出航できる状態になるまで加熱するのに、一気に加熱できるわけではなく状態を確認しながら徐々に圧力をあげていかなくてはならないみたい
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ペパクライケダ さん ありがとうございます。
ボイラー恐るべしですね
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nao さん ありがとうございます。
直接「大和」の運転の方法についての資料はないものの、明治から大正は富国強兵の時代で「機関術」に書かれた資料は結構たくさんあり、中には一般の人にむけて書かれた「艦船実用機関術」なんてものもありました。
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マッチロツク さん ありがとうございます。
大和はガッチリと囲まれた強化区域を内部にもち、さらにその中にボイラー室がありました。つまりボイラーが壊れても簡単にボイラーを取り出して交換なんてわけにはいかなかったようです。ボイラーの能力を引き出すこともさることながら故障や無理な運転をせず寿命を延ばす丁寧な取り扱いも大事だったようです
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Oya さん ありがとうございます。
大和を知ろうとすると昭和からさらに大正にまで視野を広げないとのようです。
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Y.Shimada さん ありがとうございます。
冷却設備のことを調べるのに直接的な資料がないので戦後間もなくの時代の捕鯨船の資料を調べたり…どんどんと資料が増えていくいっぽうです。
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noboru さん ありがとうございます。
内部のことはどうしても最後は推測になってしまいますね。しっかり調べて精度を上げていきます。
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宇都宮 さん ありがとうございます。
いろいろと調べなきゃいけないことがあって大変ですね
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Kunimimi さん ありがとうございます。
初めてボイラーに火が入ると、停泊中でも種火として灯り続け最後の時を迎えるまで消えることが無かった…
ってことかな? (少なくとも…火薬を積んででいるので冷却機器は常に動き続けていたらしいです)
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shinken さん ありがとうございます。
時代背景調べるのって大事ですよね。改めて…うちの祖母が102歳なのですが…当時は19才だから…「風立ちぬ」のころだな。とか
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ninja400 さん ありがとうございます。
日々勉強です
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マザーレイク さん ありがとうございます。
贅沢にも12のボイラー室にひとつづつ配置されていました。ボイラー室は気密になるように設計しあり、実際最後の時は艦のバランスをとるために海水の注入が行われたらしいです。
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apollo さん ありがとうございます。
なかなか更新できず申し訳ないです
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あんずパパ さん ありがとうございます。
あっという間に六月ですね。地元の夏祭りももうすぐです。
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ドラゴン斎藤 さん ありがとうございます。
ゼロ戦といえば堀越二郎ですね。計算尺が…
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sekainoyakann さん ありがとうございます。
国会図書館ではネットで閲覧できるもののほかに「著作権」の関係などで実際に足を運ばなければ閲覧できないものもあり、本当はそういう資料も気になるのですが…
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ta さん ありがとうございます。
ボイラーの内部はレンガで囲まれていました。その外側には「石綿」の層が…アスベストは肺がんの原因物質として悪名高いものですが当時はボイラー内部だけなく蒸気配管などにもたくさん使われていたようです。
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奇行師 さん ありがとうございます。
巨大な大和ですが造船とか設計の人が見ると「良くここまでコンパクトにまとめたなぁ」という感想なのだそうです。
意外ですね
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nskcc さん ありがとうございます。
Aries1-Bというと「ウニ丼」ですね。なんだかお腹がすいてきました。
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迷える人 さん ありがとうございます。
そうなんですよ。人間はどうしても人の顔とかに見ようとする癖があるらしく…どうもなんか仮面ライダーぽい感じが
目について困ってしまいます。以前も型紙の配置が人の顔に見えてしまい、なんか嫌で配置しなおしたことがありました。「なんかこの型紙、変なおじさんみたい」なんて言われたくないですからね
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まんぼう! さん ありがとうございます。
無理せずちょっとずつ頑張ります
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ゲンタロウ さん ありがとうございます。
部分的に絵になるということはそれだけ大和が色々な技術の総合体で見所満載ということなのでしょうね。
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Ab さん ありがとうございます。
なるほど。良いアイデアですね。1/200水兵…最終時の大和の乗組員は3332人(あと一人で3333のぞろ目と覚える)
配置するのにちょっと時間がかかりるかもですね。
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51式Jijii さん ありがとうございます。
令和になりました。どんどん大正と昭和が遠くなっていきます。早くしないと…
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とろ さん ありがとうございます。
最近は大正という時代もちょっと気になっています
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malcocoa さん ありがとうございます。
なかなか更新できず申し訳ないです
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masa さん ありがとうございます。
あれこれと調べなければ一杯で大変なのですが頑張ります
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一番搾り さん ありがとうございます。
Apollo月着陸船は資料や写真が豊富だったので電気配線までしっかり再現できたのですが、大和は謎の部分が多いので
関連する当時の資料から推測する「外堀から埋める」感じの考察からの制作。どうしても時間がかかってしまい、申し訳ないです。
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かぴばら さん ありがとうございます。
「アルキメデスの大戦」観たいですね。ついついアラを探して突っ込みそうなので怖いですが…
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すーから浜 さん ありがとうございます。
まだまだ頑張ります
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nosusume さん ありがとうございます。
あっ!東京タワーといえば計算尺?
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夜魔 さん ありがとうございます。
実際は出航予定時間の何時間も前から点検や調整を繰り返しボイラーの蒸気圧をあげていくので…いきなり「大和、発進‼」とはいかないみたいです。

投稿: uhu02 | 2019年5月31日 (金) 05時22分

こんにちは
ご存知かもしれませんがヤマトに関してはアメリカ軍のこの資料が役立つかもしれません
外観図面は無いですがサイズや内部構造に関しては詳しく書かれています。
USNTMJ-200H-0416-0521 Report S-01-12.pdf

投稿: | 2020年2月13日 (木) 17時47分

お久しぶりぶりです。

 ご存知かもしれませんが、Youtubeの岡田斗司夫ゼミ https://youtu.be/B9Nc-s4rzUw で、こちらの海底軍艦が取り上げられていました。
まだ、組み立てられいないそうで、その前に、セメダインの「セメダインカー」を作ってからにするそうです。

投稿: オッチョコ | 2020年4月22日 (水) 00時16分

あまりの凄さに圧巻されて、えらい読み込んでしまいました。
1年以上更新がないのが心配ですが、ご自愛ください。

投稿: ヤモリ | 2020年10月 4日 (日) 19時12分

大和の作成の進捗状況を毎日確認しながら更新されるのを楽しみに待っています。

投稿: よっちゃん | 2021年2月25日 (木) 11時45分

Amazonを観ていましたら見覚えのある品物が販売されていたので・・・
ご本人が出品されているのなら問題ないのですが、無料でサイトに上げられている作品を有料で販売する事は無いと思いお知らせさせて頂きました。

出品:https://www.amazon.co.jp/ELVVT/dp/B086KLFY3W/ref=sr_1_2?dchild=1&keywords=ELVVT&qid=1620443494&sr=8-2


こちらには、そのほかの馴染みあるペパモサイトの作品がずらりと並んでいます。

出品社:https://www.amazon.co.jp/s?k=ELVVT&ref=bl_dp_s_web_0

投稿: ヒデ | 2021年5月 8日 (土) 12時35分

はじめまして
投稿させて頂きます
東京タワーのペーパークラフトが精巧にできており
新聞紙で簡易タワーを作る新人教育の設計図として使わせて頂きたいのですが
作者様に連絡が取れず
ダウンロードができません
作者様が見ていたらgoogle driveのアクセス権の付与
その他の方でデータをお持ちの方データを譲って頂けたら
幸いです

投稿: シン | 2022年3月24日 (木) 19時40分

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