轟天号 組み立て(1)

轟天号の組み立てです。細かいパーツが多いということに加え内部構造再現ということもあって組み立ての難易度は高いです(作る前から言い切ってしまう)。　なので「千里の道も一歩から(Rome was not built in a day)」って感じでコツコツと行きましょう。

用紙はいつもの0.21mm厚を使用しますが、なにぶん細かいパーツも多いので0.1mm厚のものも用意して印刷しました。
ということで早速難関の一つ「9条2段ドリル」を作っていきます。

↑パーツは1ページ目と2ページにまたがって配置されています。1～5です。

↑パーツはいつもハサミで大まかにざくざくと切ってからカッターで丁寧に切り出していきます。

↑4のパーツは一気に全部切ってしまわず、タッチアップしやすいように余白を残しています。

↑いつものようにタッチアップ。パーツ4は細いので慎重に…。右写真、タッチアップしたものとしないものの比較…。

↑この後4の丸い余白部分を切り取って、そこをタッチアップします。

↑最後に余白の丸い部分を丁寧にくりぬいてタッチアップします。

↑こんな感じになります。

↑1aに1bと1cを取り付けて円錐状に張り合わせます。写真の色調がおかしくなったので白黒写真です。

↑2aを2bて円錐状に張り合わせます。

↑1の底の部分に3をとりつけました。

↑1の先に2をとりつけました。

↑5を丸めて円錐状に組み立てます。
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ここからドリルの刃の部分です。

↑4aです。パーツに形付けをしますが…断面が写真のようにつぶれたコの字型になるイメージです。

↑3つに分かれた部分にひねって形を付けていきます。

↑こんな感じになります。

↑4のつぶれ防止…というか貼り合わせをしやすくするために「紙縒り」を使用します。紙縒り(または水引)はネットや手芸店で手に入ると思います。(自分はkonchanさんからもらったものを使用します。ありがとうございます感謝かんしゃ)

↑4の中央の部分①内側に沿って紙縒りを貼り付けていきます。

↑こんな感じになります。

↑中央の枝①の切り口に合わせて前側になる枝部分②を貼り付けていきます。

↑こんな感じになります。

↑後ろ側になる枝部分③を貼り付けていきます。

↑これで刃が1本ぶんできました。
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同様に4aから4iも組み立てます。

↑1年ぶりの組み立てなのにいきなり難易度が高いので…なかなかきつい作業です。

↑他の刃もできました。
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次に円錐部分に刃を取り付けていきます。

↑1のつなぎ目のところから4a→4b→4c→・・・→4iと貼り付けて行く段取りです。

↑4aの根元部分を斜めにカットして巻き付けるように貼り付けていきます。

↑続けて4b～貼り付けていきます。

↑先端に5を取り付けてドリルの出来上がりです。

↑以前考証で作ったものとツーショット。
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<ちなみに…>今回作っている小松崎氏の設定画仕様の轟天のドリルの先端はストレートです。映画版は三又になってましたね。また映画の撮影模型は3重らせん(三条のらせん)と言われていますが…設定画の雰囲気を再現しようとすると今回のような複雑な2段(途中で円錐の角度が変わる)9条の螺旋に行きつきました。