マンダの生け贄にせよ!(5) ドリルの考証その2
轟天の3D化は先回に続きドリルの考証です

先回述べたように、小松崎茂氏の轟天のドリルは9~10条のようです。次に回転数ですが…↑の図からドリルの山が14位あることから14÷9又は14÷10で1.5回転位ということが分かります。更に氏の図を見るとドリルの角度が途中で変わっていることが分かります。
これらを「紙で作れるかどうかは別として」3D化してみると…

↑こんな感じかな。一般的な轟天号のドリルと比べると精悍な感じがします。
以上で大体の外観が完成したのでいよいよ本格的に内部構造に移っていきます。ドリルの延長から「前方ドリル発動機」です。

↑これは実に面白いです。小松崎茂氏のデザイン画にはなんと航空機(プロペラ機)で使われた星型エンジンの巨大版が据え付けられているではありませんか!星型エンジンということになると冷却方法や排気管の取回しなど色々な疑問が生じてきます。まぁそれ以上に「氏は何のエンジンをモデルにしたのか」ということが気になります。
で、よくよく図を観察するとどうやら「7気筒2列」のエンジンのようですね。氏は①帝国海軍を意識したデザインをしていた②7気筒2列…というともうこれしかないですね…

「小松座茂氏は轟天のドリル発動機としてゼロ戦の「栄」エンジン(巨大化版)を載せていた」

↑とりあえずザックリと簡単に3D化して内部に組み込んでみました。
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
さ…エンジン組み込むのですか⁉︎
さすがuhuクオリティ…恐るべし!(笑)
投稿: ムズ | 2015年2月15日 (日) 18時06分
ムズさん ありがとうございます
栄エンジンを作っておけば今後ゼロ戦を作るときに3D化の手間が省けるでょ
投稿: uhu02 | 2015年2月16日 (月) 08時05分