#048「パイラ人」ペーパークラフト

映画「宇宙人東京に現わる」(1956年大映"Warning from Space")からパイラ人です。レトロ特撮SFがお好みの方にはおなじみのキャラですね。

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何せ1956年の映画ということで自分の生まれる9年も前の作品です。全く観たことも興味もなかった作品なのですが。このインパクトあるパイラ人のデザインに魅かれていろいろとみてみると…デザインの作者は有名な「芸術は爆発だ!」「万博の太陽の塔」で有名な岡本太郎氏。どうりで「ぶっ飛んでいる」わけですね。納得。

 

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DVDを購入して観てみると昭和30年代の雰囲気が伝わってきてなんとなく懐かしいような感じが◎でした。特撮も今のものから比べると派手さはないですが大映らしくとても自然な感じで好感が持てました。特撮の全盛期が開花する前夜に作られたかわいい小作品というイメージ。

 

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さてこのパイラ人、ポスターなどは赤い色のヒトデ型の恐怖の宇宙人といった風に描かれていて、そんなイメージが付きまとうのですが…。本当は濃い灰色の服を着ている感じ。さらに目は青色LDEみたいな感じ、頭の上にはオバQの毛のようなアンテナがついています。性格も宇宙道徳に篤い紳士的な宇宙人だったのです。

 

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すでに超有名なソフビがあったりガチャで再現されたいしているパイラ人ですが、ペーパークラフト化では服(?)のしわや色の感じ、特徴的な「眼」の再現、頭上のアンテナの再現をしてみました。普通ちょっとかわいい感じになってしまうパイラ人ですが「眼」をきっちりと再現したことでちょっとかっこいい感じが出てくれたかなと思います。加えて透明の部分も再現したのでひかりの加減で目がウルルンとなっているようにも見えてキザカワユッスです。

 

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型紙は無理やりA4で1枚に収めたためかなりパーツの間隔がキツキツです。


ダウンロードdownload→p.pdf

 

今回もgoogle driveへのリンクにしています。うまくダウンロードできれば良いですね。

製作記事 How to make→0102

 

今回(パイラ人に限って)はごく少数の方からのみですが熱い応援のコメントをいただきました。まつさん・迷える人さん・Morrisさん・zen@本日休暇中さん・Yoshi-yoshiさん・ムズさん ありがとうございます。みなさんの犠牲的精神はパイラの歴史に永遠に刻まれることでしょう。

 

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↑カニとヒトデ。

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