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例えば髪の表現

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Enterpriseの製作がmakinoさんにバトンタッチしたので、ここで一休み(今日は風邪気味で具合が悪いので会社も休みました。)
T1 髪の毛のイラストレーターを使った表現について考えてみました
ペパデの展開を髪の毛が一定の方向に流れるように切り分けておきます。これを元にイラレで「髪の毛のパーツ」を作ってみます。

T2 1→オレンジ色のパーツを作るのでだいたい同じ大きさの四角を書きます。
2→縦方向の髪の流れとなるので縦に一本グラデーションメッシュツールでラインを入れます。
3→型紙に合わせて四角の形(4角コーナーのハンドルとメッシュのラインのハンドルを調整します。)

T3 つまり四角の上の三つのポイントが髪の生え際、下の三つのポイントが髪の端になるので、四角の四つ上下ポイントの位置で髪の枠を決めたらメッシュラインで髪の流れを調節してやる感じです。

この基準のラインに沿って髪が流れていくわけです。

T4 次にメッシュを追加していきます。上の辺でも下の辺でもいいのですがてきとうにメッシュのポイントを追加していきます。ちなみにこのときはすべてのポイントの色は一色(例ではオレンジ)のままです。この色は髪の毛の暗い部分の色のイメージかな。

次に髪の明るい色の部分を作ります。
T5上下に流れるメッシュライン上どれでも一本のラインを選び、中間くらいにメッシュのポイントを追加します。(ラインの数だけポイントが出来ます)。

この中間のポイントを投げ縄選択で選択します(図)。その後髪の明るい色に色を変更します(図では黄色にしてます)

T6 以上のままだとただの上下のグラデーションなので細い髪を描くのが今回の味噌です。先ほど作った中央の横のメッシュラインに濃い色(暗い色)でメッシュを追加して行きます。髪の毛に表情が出てきます。同様に明るい色でメッシュのポイントを追加していきます。

T7 最後に型紙の下絵の形状にあわせて調整して出来上がりです。

左端の様な少ししゆがんだ形の場合、細かくメッシュを入れていく前に外側の四角にポイントを追加するなどすればある程度対応できます。
いくつかパートを組み合わせて全体を作る場合はその都度色調が変わると困るので暗いい色~明るい色まで使用する色数色をパレットに登録して作業します。

以上、今回の記事は個人的なテクニカルノートです。特に「何か」を製作しているわけではありませんw

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コメント

なるほど。グラデーションメッシュにこんな活用法があるのですね。
グラデーションメッシュはほとんど使ったことがないので(というかCSになってからの機能のほとんどは使ってない〈汗〉)、新機能もいろいろ試してみないといけないですね。

投稿: マキノ | 2010年1月 8日 (金) 08時23分

マキノさん いつも有難うございます。
自分もグラデーションメッシュは苦手なので、今年は少しは使えるようにしたいなと思い、いろいろいじって見ました。比較的簡単に綺麗な髪の毛がかけるので活用出来そうかなと思います。チョット慣れればソバージュとかウエーブの書かった髪の毛も出来そうです。
ただ難点は、滅茶苦茶メモリーをくうこと…強制的にアウトラインモードに切り替わったりします。

投稿: uhu02 | 2010年1月 8日 (金) 17時11分

この記事へのコメントは終了しました。

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